大学や高専から他の大学に編入するにあたって、TOEICの点数を持っていない壁に当たっている人は多いのではないでしょうか?
実は私もそうでした。
英語がとても苦手で、TOEICの点数が悪いことが編入するにあたって気持ちのネガティヴに繋がっていました。
でも実際、大学への編入にあたってTOEICの重要性はどのくらいのものなのでしょうか。
この後詳しく解説していきます。
大学や高専から他の大学に編入する際にTOEICは何点くらい必要なの?
実際に何点くらい取っていれば安心なのか
大学や高専から他の大学に編入するとなった際に、英語を得意とする大学や、文系の大学を志望しているのならば最低730点、できれば800点は欲しいところです。
しかしそれ以外の工学系の大学を志望するのならば、大学によってですが
・TOEICの点数を考慮しない大学
・編入学の試験に英語がある大学
上記のような大学も数多くあります。
推薦を狙っている方ならTOEICの点数が330点くらいの友人も数多く合格している印象があります。
つまり、TOEICの点数を考慮しないと募集要項に記載している大学は本当に考慮していません。
私もそういった大学に編入したのですが、周りの合格した友人を見ていてもTOEICの点数は全然と言っていいほど高くはないようです。
ここでいう「高くない」というのは、300点〜400点を指しています。
また、編入学に英語の試験を採用している大学は、その試験によって英語の能力を判断していますのでTOEICの点数は必要ありません。
何を言いたいかと言いますと、TOEICで高い点数をとっていることは大きな利益になりますが、英語が苦手でTOEICの勉強をしたくないという方は、それを考慮しない大学を受験すればいいだけです。
どうしてもその大学に行きたいという意思があるのならば勉強するべきですが、わざわざどの大学を志望するにもTOEICを頑張らなくてはならない訳ではありません。
面接でTOEICの点数に嘘をついてもバレない?
面接で自分を偽るようなことを話すのはテクニックの1つだとは思っていますが、やはり嘘をつくのは最適解ではないと考えております。
大学から他の大学に編入した、こんな友人の話を聞いたことがあります。
「大学への編入の面接でTOEICの点数を高く偽った。入学後に全員でTOEICを受けた際にその友人は明らかに低い点数をとってしまい、嘘がバレて退学になった。」
嘘のような話ですが、これは本当の話です。しかもみんなも知っている有名な大学です。
自分を偽って話すことは百歩譲ってテクニックと言えますが、TOEICの点数は証明書が発行されるものなので、嘘をカバーするほどの実力を面接から入学までの間につけておくべきでしょう。
でないと退学になってしまっては元も子もありませんからね。
ほとんどの大学ではさすがに退学にはならないと思いますが、TOEICの点数について嘘をつくのは得策とは言えませんね。
そのリスクを背負うくらいならば最初から死に物狂いで勉強するべきだと思います。
編入でTOEICの点数を考慮しない大学にはどんな候補があるの?
「TOEICの点数を考慮しない大学」とは言ってもいくつかの意味があります。
・推薦ではTOEICの点数を考慮しない
・一般編入入試ではTOEICの点数を考慮しない
・社会人枠の入試以外はTOEICの点数は考慮しない
上記のような例ですね。
大学によってピンキリとなっていますので、これは自分の志望する大学をきちんと精査する必要があります。
ちなみに高専から大学に3年次編入する際はTOEICの点数を考慮しない大学はかなり多いと思いますよ!
詳しくはコチラを参考にしてみてください!編入先の候補や選抜内容が1クリックでわかるようにまとめてあります。
編入先の候補や、編入に対するメリットなどから知りたい方はコチラがオススメです!
TOEICはどのように勉強したらいいの?
TOEICは学校で習う英語とは少し違っているため、「TOEICの点数を上げるための勉強」をする必要があります。
「学校の授業で英語の点数をしっかり取れているから、TOEICも大丈夫!」
これは違いますね。
以前留学していてリスニングもリーディングも完璧だというならまだしも、学校のテストとTOEICはまるっきりと言っていいほど違いがあります。
これは個人的な意見ですが、TOEICで高い点数を取るためのコツを紹介します。
・できる限りたくさんの英単語を覚える
・1日1回は英語音声で洋画をみる
入門、基礎的なところですが、まずはここから始めた方が継続しやすいと思います。
編入学の英語についても合わせて勉強したい方は以下のサイトに詳しい勉強方法を紹介していますよ!
まとめ
大学から他の大学に編入したいという方は、編入においてTOEICの点数を最低でも730点以上はとっておいた方が安心して試験を受けられると思います。
しかし高専から大学への編入を希望する際は一概にTOEICの高い点数が必要とは言えません。
むしろ300点〜400点で合格している人も数多くいます。
・推薦入試の際にTOEICの点数は考慮されるのか
・筆記試験に英語のテストはあるのか、TOEICがテストの点数として加算されるのか
・受験資格の欄にTOEIC◯◯点以上という記載はないか
上記のような、大学で発信している募集要項をしっかり確認した上で志望校を絞ることがとても重要となってきます。
ただ、今後の人生においてもTOEICの高い点数を獲得していることに対してはメリットでしかありません。
点数を利用できる期限は2年間となっていますが、実際に1度とってしまえば2年経ったあとも使い方次第で十分に活用できると思います。
私も学生時代にもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。
時間に余裕がある!、将来英語を頻繁に使う職に就きたい!という方は、早め早めの行動をオススメします!
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