今回は就活を考えている学生がぶち当たっている壁、
その壁をどのように工夫して登るかによって就活の中心となる「軸」は変わってきます。
あなたにとって最も重要なことは何か?
それをこの記事を読んで、自分の中で整理していただけたら幸いです。
まずあなたが就職先を判断する時に、ナニを最も大事としているかが重要です。
全部と言ってしまえばそれまでですが、このナニを1つに絞る作業が就活の最難関ともいえるでしょう。
多くの人がそのナニに値する項目をまとめたリストをまとめました。
このリストを参考にして自分のナニを考えてみてください。
・自分にしかできないような仕事
・安定性のある給料、潰れる心配のない企業での仕事
・頑張った分だけお金がもらえる仕事
・自分の力になる、学ぶことのできる仕事
・自分の長所や得意分野を活かした仕事
・自分の短所を克服するための仕事
・人のためになるような仕事
・業務が完了した時に大きな達成感を得られるような仕事
・毎日違った業務ができる仕事
・出勤せずとも家の中でできるような仕事
・家族と生活する時間を十分に確保できる仕事
最終的にはこのリストから優先順位をしっかりつけてナニを選べるようでないと、
就活中に壁にぶち当たってしまい、なかなか進まなくなってしまいます。
それにより就職希望の企業の面接で曖昧なことを言ってしまったり、はっきりと自分の考えを伝えられなかったりと、
マイナスな事象を多く引き起こしてしまう可能性があります。
長い時間をかけて考えてもいいです。
就活をしながら考えてもいいです。
ただ、最後に就職先を決める時には、このナニを自分の中ではっきりしていてください。
それがあなたが就職先を決めるときの「軸」となります。
ちなみに私のナニは、
・自分にしかできないような仕事
でした。
高専から大学に編入後、就活をしていたので、研究などの経験を得て自分にしかできない仕事を探していました。
今となっては偉そうにこんなブログを書いていますが、
私は実際ナニを最後の最後まで選び切れていませんでした。
・頑張った分だけお金がもらえる仕事
・自分の長所や得意分野を活かした仕事
この3つで悩んでいました。
・自分にしかできないような仕事
公務員などは安定性もあり誰からでも憧れのあるような職業ですが、正直就職することができればその後は年功序列で給与が変化していきます。
「そんな仕事、わざわざ俺がしなくても他の人がすればいいじゃん」と思っていました。
・頑張った分だけお金がもらえる仕事
自分は仕事をサボって楽にこなしてしまおう、という悪い考え方がありました。
そんな自分の欠点を克服するために、自分で頑張った分だけお金がもらえる仕事を選びたかったわけです。
・自分の長所や得意分野を活かした仕事
私の長所は誰とでもすぐに打ち解けられることです。また、人と話すことも好きです。
そんな部分を仕事に活かせればいいなと思っていました。
この3つをナニとして考えていた結果、就活を終えるために最後の企業を選ぼうとした時、こんな壁にぶつかりました。
最後の就職候補はこの3択でした。
・戸建て販売の不動産
・投資用の不動産
・投資用から大型施設内の設備管理までしている不動産
私が重要視していた3つのナニは全てここに当てはまってしまったわけですね。
その中で、稼げる・得意分野というナニを捨て、自分にしかできないような仕事を選びました。
この会社は辞めてしまいましたが、理由としては、
「自分にしかできないような仕事」
このナニを根気強く考え直してみた結果、自分一人でもいけるように新事業を立ち上げよう!
という気持ちでした。
そのため、その次の転職の際は、
・自分の力になる、学ぶことのできる仕事
このナニを軸としていきました。
このように、自分の中で就活の一つの軸となるナニをはっきりとわかっている学生は就活にも強いです。
企業の面接に行っても必ずというほど聞かれます。
「あなたにとっての就活の軸はなんですか?」
この質問に対して、自分の考えをはっきりと答えられるようになれば、
企業にとってのあなたの価値も上がっていきますよ!
是非、実践してみてください!
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