就活担当の人事に聞いた!就活の際、実際に人事が見ているポイントとは?
過去の記事では就活の話を何個かさせていただきました。
「就活の面接の人事は実際にどんなところを見ているんだろう」
「やっぱりその企業に合わせた面接スタイルやキャラクターを用意していくべきなのかな?」
気になりますよね。
私も実際に就活をしている時は、いろんなサイトを見て調べたりしましたが、しっくり来る明確な回答はどこにもありませんでした。
そこで今回は実際に人事の方数人に聞いた、人事が見る「欲しい人材」と「いらない人材」を紹介していこうと思います。
今回は就活においてみなさんが絶対的に緊張し、苦手意識をもつ「面接」での評価観点をお伝えしたいと思います。
あなたが話したいことと人事の聞きたいことは違う?
まず初めに、先ほど述べたようにみなさんが苦手意識を持つ「面接」
ではなぜ苦手意識を持ってしまうのでしょう??
・「複数ある会社の中からこの会社でのアピールポイントを準備して伝えないと・・・。」
・「自分の長所短所って素直に伝えたらまずいから柔らかい表現に変えないと・・・。」
・「人事面接官に良い印象を残したいから身嗜み、言葉遣いを整えないと・・・。」
こんな思いが簡単に上がってきますよね?
実際、人事の方とお話させていただいた内容からすると、
「そんなポイントは一切興味がない。そこで悩んでる時点でマイナス評価かなぁ〜」
こんなお言葉をいただきました。
就活をしているみなさんからすると「何いってんの?大事だろ」と思いますよね。
もちろん大事なことなんです。ではなぜそんな言葉が出てきたのかを解説しますね!
「会社選びから入社後のビジョンまでは結婚するイメージをもて!」
「会社選びから入社後のビジョンまでは結婚するイメージをもて!」
よくいってる意味がわからない・・・。もちろんわかります!
ではあなたが実際に結婚する時に例えてみましょう。
・お金持ちだが一緒にいる時間は少ない、けれど将来が安泰している人との結婚
・収入はそこそこだけど一緒にいる時間はまぁまぁあるかな!将来も普通な生活だろうな
・今は収入全然ないし時間もないけど将来成功したらかなり裕福な暮らしできるかもな
上記に3種類あげました。
これはあくまで1例であり、「人それぞれ違う」と思います。
そう、就活で希望する会社も人それぞれ思いや志望動機が違うはずです。
もう何が言いたいのかお気づきの方はいますよね??
「内定をゴールだと思っている就活生に会社は興味がない」
就活はあくまで今後長い時間を共にする会社を決める期間であり、会社側からすると生涯この会社で働いてくれるパートナーを探している期間です。
そして会社側はあなたをパートナーと認めると平均的な額で生涯で2,5億円をあなたに支払うことになります。
そうです。最初に述べたように「面接」に対して準備しているような人は、はっきり言うと2.5億円の価値のない「いらない人材」になってしまうのです。
「欲しい人材」と「いらない人材」
では最後に、冒頭で述べた【実際就活の時に人事が見る欲しい人材といらない人材】をまとめてお伝えしていきます。
結婚の話を出した理由は以下の通りです。
・お金持ちだが一緒にいる時間は少ない、けれど将来が安泰している人との結婚
→評価制で歩合級のもらえる「営業職」「販売職」等
・収入はそこそこだけど一緒にいる時間はまぁまぁあるかな!将来も普通な生活だろうな
→17時定時などしっかりとした制度が設けられている「公務員」「製造工場員」等
・今は収入全然ないし時間もないけど将来成功したらかなり裕福な暮らしできるかもな
→スタートアップした「ベンチャー企業社員」オープンスタッフの「飲食店社員」等
このように会社に置き換えて想像する事ができます。
ではあなたにとって職を選ぶ「軸」はなんですか?
きっとそれは目先の損得や、やりがいでは例え入社しても愚痴ばかりになるでしょう。
本当に人事の方々が見ているポイントは1つ。
「目先のことや口先だけでなくだけでなく1人の人間として自立し、この会社を欲してくれているか」
になります。
最後に先日話を聞いた友人の面接での受け答えを載せておきます。
面接官「なぜこの会社を選んだのですか?」
彼「私は将来自分で起業し、御社のように誰もが知る会社にしたいと言う夢があります。その為5年後に退社し独立する計画です。先輩社員の方にお話を伺ったところ、御社は店舗ごとに独立採算制をとっている為1店舗1店舗の店長が1企業の社長のような決裁を下すことになる。僕にとっては学ぶ為に御社を希望しました。
その為、この会社に入社後最短で店長を目指します。現在での最短店長になったのは3年目の方だそうです。
まずは新卒で評価1番をとり、2年目で店長を目指したいと思います。」
彼はこの質問1つで内定をいただいたそうです。
もうわかりますね。数ある会社から自分が入れそうで少し興味ある会社を選ぶのではなく
「自分の将来設計の中でこの会社が必要なんだ!!」と言う思いが大事なのです。
人事もプロです。そこまでの思いがあればわかりますし、どの企業だろうと内容を変える必要はさほどありません。
まずは人生の夢から逆算していくとあなたの理想な企業、仕事内容が見えてくるかもしれませんね!
お金持ちになりたい→自分の時間はなくても良い→人と話す事が好きだ→営業職やってみたい!
まずはこんな感じの簡単なところからスタートしてみませんか?
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