【高専生には常識】高専の赤点は何点なの？赤点だと留年するの？

【高専生には常識】高専の赤点は何点なの？赤点だと留年するの？

高専への入学を希望している中学生やその親御さん、また高専に入学したての高専生などは不安に感じると思います。

高専は普通の高校とは違って赤点の点数が異なります。

では高専で赤点をとってしまったら留年してしまうのでしょうか？

基本的に普通の高校生を想像してみると、テストで赤点である30点をとってしまったら再試を受けさせられて留年か進級かが決まるなんてイメージがありますよね。

さて高専生もそれと同じなのでしょうか？

そもそも高専の赤点が普通の高校の点数と異なるのは何故なのでしょうか？

今回は詳しく解説していきたいと思います。

高専の赤点についての真実

最初に話しておきます。

高専の赤点は60点です。

ではなぜ普通の高校は30点なのに対して高専の赤点は60点なのでしょうか？

それは高専は「JABEE」という技術者の教育機構に所属しているからです。

つまり、しっかりと高い基準で技術者を育成するために赤点も高くしているというわけです。

そのおかげで高専生は企業から高い評価を得ることができているわけですが、やはり高専生には大きな枷となっているようですね。

高専で赤点を取ったら留年しちゃうの？？

はっきり言ってテストで赤点を取ったからと言ってすぐに留年するわけではありません。

高専では、教員にもよりますがテストの点数・平常点・課題点などから割合を使って算出した点数で総合評価をします。

その総合評価で60点を下回ってしまえばもちろん留年してしまいますが、逆に総合点数で下回らなければ良いわけです。

これは本当に教員によっても変わってくるので断言はできませんが、大抵は総合点の60〜70%をテストの点数が占めることが多いので、平常点や課題点をしっかり獲得していればテストの点数は43点程度取れていれば良いわけです。

それにしても普通の高校と比べると点数の基準は高いですが、まあそれは我慢して努力するしかないですね。

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