元高専生が教える!高専に入学する前に準備しておいた方がいいもの

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わかる猫
ここでは、高専に入学するまでに準備しておいた方がいいものを紹介するよ
    1. わからぬ猫
      やっぱり、普通の高校生とは準備しなきゃならないものも違うのかな?
わかる猫
そうだね、高専生ならではのものが必要になるから、詳しく解説していくね!

高専では、普通科の高校生とは大きく違う授業がたくさんあるため、
入学前に準備しておいた方がいいものがいくつかあります。

高専って何?
という方は以下のサイトを参考にしてみてください。

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高専に入学するとすぐに授業が始まってしまうため、それまでに購入しておくとかなり便利ですね。

それでは、高専に入学する準備として買っておいた方が良いものを紹介していきます。
今回は特別に私の高専生時代の思い出エピソード
付きです!

エピソードはいらないという人は、最後までスクロールしてまとめだけ見てください笑

高専に入学する前に準備しておいた方がいいもの

①関数電卓

これはね、高専に入学するまでは絶対に使っていないので、あまりみなさん馴染みがないかもしれません。
ところが一転、高専に入学した以上、関数電卓の購入からは誰一人として逃れることができません。

しかも5年生になって卒業する頃には、なぜか1人2台持っていたりします笑
私に関しては関数電卓を使いすぎて、2代目にもかかわらず、もうボタンの文字が消えてしまっています!笑

それでもボタンの位置は全て覚えてしまっているくらいには使ったというわけですね!
久々に見るととても感慨深いものがあります…

勉強しているときに流した手汗、編入試験に合格したときに流した涙、
問題が解けなすぎてイライラしてしまうことも多くありました。

時にはそのイライラを抑えきれず、

「関数電卓ごと折ってしまえばもう勉強しなくて済むのではないか」

そんなことも思ったりもしましたが、

彼はその全てを受け止め、一緒に走ってきてくれました…

今では本当に感謝の気持ちでいっぱいにです。

「関太郎(関数電卓)、本当にありがとう。」

関数電卓は学科問わずに使うことになると思うので購入しておくのがオススメですよ!

先ほど記述しましたが、私も関数電卓は2台持っていました。

失くしたと思って購入したが、後から見つかったというパターンが多いと思います。

しかし2台持っていると友人との絆も深まります。

理系のテストではほとんどと言っていいほど、関数電卓がないと解けない問題が出てきます。

すなわち、関数電卓は持ち込みOKというわけですね。

逆に言えば、関数電卓を忘れてしまったら、テストでは解けない問題ばかりです。

でもいるんです、関数電卓を忘れてくる人が。

そこで、私は余っている関数電卓を貸してあげました。

そしてテスト終わり、関数電卓を貸してあげたお礼にチョコくらい奢って貰えるかな〜なんてことを考えながら席に座っていると、

友人がこちらに向かってきて言いました。

「お前の関数電卓、文字が消えてて何も分からなかった」と。

これは私が悪いのでしょうか?

それとも関数電卓を忘れてきた友人が悪いのでしょうか?

ここで一般の人は、以上の質問に対して意見が2分割すると思います。

しかし高専生なら必ずこう言います。

「関数電卓の文字列を覚えていないお前が悪い。」

そうです、忘れることは人間よくあること、2台とも文字が消えているんだから貸す方もしょうがない。

悪いのは、文字の位置をいまだに把握できていないアホです。

ちなみにスペックはCASIOのfx-375ES以上がオススメですよ!

少しセンチメンタルな気持ちになってはしまいましたが、次に進みましょう。

高専に入学する前に準備しておいた方がいいもの

②電子辞書

電子辞書は主に国語・英語の授業で使用します。

用途はご想像の通り、単語を調べたり、その意味を調べたりなんかですね。

電子辞書も持っていないと、授業中に単語の意味が分からなくて進められなくなったりしてしまいます。

「英語は教科書の裏に単語の意味が載っているじゃないか!」

そう思う方もいると思います。

まず、いちいち教科書の裏から単語の意味を探していたら、高専では授業についていけません。
なぜならものすごい速さで授業が進んでいくからです。

授業中だけならまだしも、この電子辞書は受験時の英語の勉強や、TOEICの勉強でもよく使います。

持っておいて絶対に損はありませんよ。スペックもそこまで高いものを購入する必要はありません。

私はこの電子辞書にも強い思い入れがあります。

ある日、その時間はものすごく厳しい先生の授業です。

5・6限目、外の気温は徐々に下がり始め、クラスのみんなの目は少しとろんとしています。

私はいつにも増して緊張しながら授業を受けていました。

なぜかと言いますと、その日は私が調べてきたことを発表する日だからです。

緊張はしていますが、心配はしていません。

だって、ちゃんと調べて、発表する準備は万端なのですから。

そしていよいよ発表の時間が来ました。

いつものように席に座った状態でクラスのみんなに英文の和訳を発表します。

「大したことないじゃないか」そう思われても仕方がありませんが、やはり先生によってスタイルが違うので、授業での発表の大きさと緊張度は比例しないものです。

しかもこの発表は成績に直接反映されますので、決して雑なことはできません。

しかし準備が万端の状態での私に死角はありません。

堂々と英文を和訳していきます。

発表の後半、まさかの私の和訳内容に誤りがありました。

しかしそのくらいで減点するような先生ではありませんので、落ち着いて電子辞書を開き、その熟語の意味を調べようと思いました。

次の瞬間です。

私の目にはある光景が映りました。

これはおそらく、

“空気椅子だけど全然辛くない様子のドラえもん”です。

「ナンテコトナイヨ」

そう言いながら足は目に見えるほど震えています。

これには完全にやられました。

私はその日の発表をリタイアしました。

もう、この画像を見た後に熟語を調べる余裕など、残っていなかったのです。

電子辞書にはタッチパネルでのノートの機能もあるので、
思い立ったことをすぐにメモしておくには便利かもしてませんね。

さて、また心が乱れてしまいましたが次にいきます。

高専に入学する前に準備しておいた方がいいもの

③USBメモリ

USBメモリは必ず必要になります。

なんなら2つ用意して、用途によって使い分けた方がいいくらいです。

容量は4GB以上がオススメですよ!

「流石にUSBに対してそんなにエピソードをもっている人はいないだろ。」

そう思いますよね。

私はありますよ。

これは卒論発表予行練習の時の友人の話です。

卒論発表の予行練習の直前、みんな必死にパワポを修正しています。

しかし友人のD君はもう修正が終わっており、必死に修正している人を横目にUSBメモリの整理をしていました。

その整理も終わり、暇になったのか、新しいフォルダを作成していました。

そのフォルダ名は、

厳選◯◯画像

勿論中身は空です。

ここでは◯◯と明記していますが、実際にはいかがわしい名前が入力してあります。

予行練習の直前、緊張の雰囲気が漂っています。

しかし、フォルダ名だけで必死にパワポを修正している私たちを笑わせていました。

あの時はそんなくだらない笑いに感謝するほどリラックスできましたね。

そして予行練習本番

先生たちが大勢見ているスクリーンにパソコンのトップページが映し出されます。

D君は手際良く、準備バッチリの卒論発表フォルダを開こうとした次の瞬間です。

フォルダの順番を更新時間順に表示させていたD君に悲劇が訪れます。

もうお分かりですよね。

卒論発表というフォルダの真上に厳選◯◯画像というフォルダがあるのです。

D君は慌ててその画面から移動しようと卒論発表のフォルダをクリックしました。

しかし、時すでに遅しです。

正式な卒論発表の予行練習の場では、そんな愚行に笑いが起きるわけもありません。

なんとか発表させてはもらったものの、発表が終わるまで険悪なムードでした。

皆さんもフォルダ名には十分に気をつけてください。

一瞬の油断が命取りになりますよ。

以上、高専入学までに準備しておいた方がいいものは、

①関数電卓
②電子辞書
③USBメモリ

この3点ですね。
関数電卓と電子辞書に関しては、学校指定のものがあるかもしれませんので、
高専側からの案内をよくチェックしておくのも手ですね。

高専ではどんな授業を頑張るべきなの?
そんな疑問をお持ちの方は以下のサイトを参考にしてみてください。

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