まず、工業高等専門学校(以下、高専と略す)と高等学校(以下、高校と略す)の違いについて説明します。
高等学校に関する説明は省き、高専の特徴について述べていきます。
あくまで高専に通っていた私目線で記述していくので、もしかすると高専によっては少し異なる場合があります。
その点はご了承ください。
○5年制
○主に1~2年生の中盤までで高校の普通科目を学習し、その後は工業系の専門知識を5年生まで学習する。
○校則は高校に比べてかなり緩い(頭髪、ピアス等)
○制服がなく、私服登校(一部の高専では1~3年生まで制服があるところもありますが、その点はご自身で調べていただければと思います。)
○office365(Excel、word、powerpoint等)を多用するので、大学生、社会人になった時にこのスキルはとてもとても(大事なので2回)役に立ちます。
○レポートがかなり多い
○留年が多い
○編入で国公立大学へ入学しやすい
○ほぼ100%と言って良いほど有名企業に就職できる
そして何と言っても一番大きいのはこれ!
○変わり者が多い!!
高専には俗にいう勉強をしなくても少し先生の話を聞いただけで授業を理解できる天才、アニメ好きのオタク、勉強もスポーツにも全力で打ち込める文武両道さん、常におかしなテンションの人が数多く在籍しています。
これは私自身、実際に在籍してみて感じたのですが、周りに様々なタイプの人がいてとてもワクワク楽しかった思い出があります。
また、5年間の大学生活を通して同じクラスにいるので、もちろん絆の深まり方は高校よりもはるかに大きいと思います。
私は高専に入学したことを後悔した日はありません。
また、研究を一生懸命してみたい!技術者や科学者に強い憧れがある!
という方には本当に強くお勧めしたいです。
高専に入ると、五年間の集大成として最後の年の一年間を使って卒業研究というものをします。
自分の興味のあるテーマを実験や解析、設計などを行い突き詰めていきます。
そしてその結果を卒業論文・卒業設計としてまとめ、教授や学生の前で発表するわけです。
この経験は実際に経験するとかなり刺激にもなりますし、ここで努力したから次の進路で大変なことや辛いことがあっても乗り切れる!そんな機会になる人も少なくはないはずです!
あまり高専を身近に感じていない人も多いかと思いますが、
この記事を見た機会に、将来の選択肢の一つとして参考にしていただければと思います!
高専に入学した後の就職先、進学先が知りたい方は以下のサイトを参考にしてみてください!
高専に入学したことによる、その次の進路に対する有利な点を知りたい方は以下のサイトを参考にしてみてください!
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