就活の面接で嘘をついた時に面接官はどう思うのか?
就活の面接では正直に言えば大半分くらいの就活生が嘘をついていますね。
それでも内定をもらう人はもらうし、落ちる人は落ちます。
それは嘘の上手さが関係しているのか、そういう嘘をつける発想力が評価されているのか。
それは企業によっても違うと思いますし、面接官によっても違う思います。
就活の面接で嘘をつくことはメリットの方が大きいのか、はたまたデメリットの方が大きいのか。
今回は元面接官をしていた方に聞いた話をまとめて詳しく解説していきましょう。
元面接官が言った「嘘はバレていますよ。」
嘘はバレているそうです。
しかしそれが本当にバレているのか、本当のことを嘘だと思われているのか、真相はもちろん謎に包まれたままです。
しかし絶対にバレる嘘はあります。その例を挙げていきますと、
・高校、大学の時に部活動で関東大会に出場して入賞した。
・全国の研究者が集まる〇〇発表会で論文を発表した。
・全国のデザインコンテストで1位に選ばれた。
・TOEICでは900点をとっている。
上記はほんの一例ですが、これらはちょっと調べればバレてしまうでしょう。
なぜかと言いますと、上記の例は結果として記録に残っている功績だからです。
HPで見ればある程度の順位や名前は簡単に出てきますし、TOEICは結果の証明書を持ってきてと言われれば一発アウトですよね。
ですので、結果が形となって残っている嘘はつかない方が身のためです。その嘘はバレています。
気になりますよね。
逆にバレない嘘を紹介していきますね。
→この例は万年補欠だったとしても、そのチームが関東大会に出場していればバレませんね。
→絶対に証拠が残らないのでバレません
つまり証拠がない嘘はバレませんね。
しかし相手は面接のプロです。うまく嘘をつかないとあっという間にバレてしまいます。
じゃあどのようにして嘘をつけばいいのでしょうか?
嘘をうまくつくコツは?
このタイトルは実は間違いです。
なぜだかわかりますか?
なぜなら面接で嘘をつくことはデメリットでしかないからです。
よっぽど嘘が上手い人ではないと、面接官はあなたの嘘を簡単に見破れてしまいます。
そう思いますよね。
面接でのコツは、「嘘をつくのではなく、話を盛る」ことです。
詳しく解説していきます。
ちなみにこの解説も、「面接での嘘のつき方」ではなく、「面接での上手い話の盛り方」ですよ!
コツとしては、簡単に説明するとエピソードを作ることです。
「ん?エピソードを作るってどういうこと?」と思った方はコチラを参考にしてみてください↓
上記のリンクでまずはエピソードの作り方を完璧にしてください。話はそれからです。
そして「話の盛り方」というのは、結果について盛るのではなく、あくまで自分で感じたこと・自分で行動してみたことを盛って話すのです。
ちょっと文章だと難しいので、図で表してみます。
これは悪い例です。バレる嘘をついていますし、話の盛り方がさっきした説明と違うのがわかるますよね。
これはいい例ですね。嘘は一つもついていませんし、実際のところ話を盛っているのか本当にそうなのかを判定することもできません。
このように、まずはエピソードの作り方をマスターしてから話の盛り方を覚えていってみてください。
結論としては嘘はつかない方がいい
当たり前のことですし、わかっているとは思いますが、就活の面接で嘘をつくのはやめましょう。
それが嘘だとバレた時のデメリットが大きすぎます。また、大抵の嘘はバレます。
「なんで嘘をついたんですか?」という面接官の質問になんて、とてもじゃないが答えられませんよね。
そんな思いをしないためにも嘘をつくことはやめた方が良いと言えます。
第三章で説明したエピソードの話がありますよね、あの章こそが面接の真髄です。
面接官が知りたいのは、
・何か物凄い功績がある
・自分はその成功体験、失敗体験を経験してどう感じたのか、それでどのような行動をとったのか
これだけです。
物凄い功績を持っている人は少ないと思いますので、基本的は後者が重要になります。
つまり、結果よりもそれに対する感情、次のアクションをどうとったのかが知りたいわけです。
あなたの嘘を聞くために面接をしているのではありません。
嘘なんて所詮自分の功績を大きく見せるだけのものであり、どうせバレます。
それなら、失敗したあとどう思ってどのような行動を取ったのか、その結果はどうなったのかを詳しく話してみてはいかがでしょうか?
きっと内定率も驚くほど上がるはずですよ!
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