就活・転職活動の面接の際の自己紹介のポイントはこれだ!
就活や転職活動での面接の際に、必ず初めに面接官から言われることがあります。
「簡単にあなたの自己紹介をしてください。」
あなたはこの発言に対してどのようなこと話しているでしょうか。
また、どんな回答をするのが正解なのでしょうか。
今回は面接の際の自己紹介ではどんなポイントに注意するべきかを解説していきます。
これは私の書いている他の記事でも毎回話していることですが、面接の質問の受け答えを考える際には、相手はどのような目的でその質問をしているのかを考察することが最も重要になります。
自己PRを聞いているわけでもない、ガクチカを聞いているわけでもないこの質問の意図は、ズバリ以下の3つになります。
・自分を簡潔に説明する能力があるのかを試している
・面接官とのコミュニケーションをはかれる人物かを見極めている
・就活生の雰囲気を短い時間で捉えたい
この意図から導き出される自己紹介のポイントは、以下のようになります。
・短い時間(30秒)程度で話さなければならない
・氏名や出身大学と学部、簡単に自分のその他の経歴を話す
・自分は笑顔でハキハキと話すことができる人物だと言うことを伝える
それでは実際にどんな自己紹介をすれば良いのかこれから説明していきます。
メラビアンの法則って知ってる?
“メラビアンの法則”というものをご存知でしょうか?
私は不動産営業時代に散々叩き込まれました笑
“メラビアンの法則”とは、
・視覚情報(55%)
見た目や仕草、表情など
・聴覚情報(38%)
声の大きさ、話し方、声のトーンなど
・言語状況(7%)
話の内容など
このような割り振りで他人からの印象が決まると言う法則です。
ここでは敢えて聴覚情報と言語情報についてポイントを上げる方法を解説していきます。
なぜかと言いますと、就活をしていく上で笑顔でハキハキ話した方が良い、髪の毛はきちんとセットしておいた方が良いなどの常識はみなさん既に抑えているはずだからです。
そう理解していただいた上で、今回は自己紹介をする際の話の内容について解説をします。
面接がどうしても苦手だと言う方はこの3つの記事を読んでみてください、成果が間違いなく格段に上がります。
重要なのは企業によって話すことを決めておくことが重要
「自己紹介はどこの企業でも使いまわしていいや。」
そんな考えはやめましょう。
企業によって欲しい人材は変わってきます。それは当たり前ですよね。
例えば大まかに例を上げていきますと、
→負けず嫌い、忍耐力がある、コミュニケーションに優れている
■IT系
→黙々と作業ができる、自ら調べながら仕事を進められる、ITに関しての知識がある■企画・広告系
→アイデア性に優れている、物事を客観視できる能力がある
■事務系
→Excelなどのツールを使いこなせる、長時間のデスクワークに耐えられる■ディベロッパー系
→自ら課題を設定してそれを解説に導いたことがある、問題を見つける力がある
こんなイメージがありますね。
もちろん私の個人的なイメージなので全てがこれに当てはまるわけではありませんが、そこは志望している企業の求めている人材を自分で想像してみてください。
自分に見合う業界がまだわからないと言う方はコチラを併せて参照してみてください↓
企業の求めている人材を演じよう!
演じると言う言い方は少し語弊を産む可能性がありますが、自分の就職したい企業の面接なわけですから、「自分はその企業に向いている」と少なからず感じているんだと思います。
しっかりとその気持ちを全面的に出すことが重要です。
自己紹介のテンプレートはコチラです。
大学では〇〇について学んでおります。
【企業に合わせたアピールポイント】
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
この【企業に合わせたアピールポイント】の部分を工夫して考えていきましょう。
それでは第三章で述べたイメージで具体例を解説していきます。
基本的に【企業に合わせたアピールポイント】は学生時代に力を入れたことを述べていきましょう。
このとき、力を入れてきたことで嘘をつくのはあまり良くありませんので、話の作り方はコチラを参照してみてください↓
それでは解説していきます。
例えば営業系でアピールしたいポイントは“負けず嫌い、忍耐力がある、コミュニケーションに優れている”でしたよね。
IT系でしたらポイントは“黙々と作業ができる、自ら調べながら仕事を進められる、ITに関しての知識がある”でしたので、
このくらい簡単でいいと思います。
このように、しっかりと相手企業が求めている人物像を自分なりに捉えてから、自己紹介で何を話すか決めることで、就活の面接の際の印象は格段にアップしますよ!!
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