高専から大学には編入するべきか?
高専から大学に編入するということは、高専に入学して4年間の大変で大変な学生生活を終え、残りの1年でせっかく就職率99.999%のメリットを活かせる場面が来たというのに、そこでの就職を蹴ってしまうということです。
つまり、ほぼ100%で就職できるにも関わらず、わざわざ合格率の低い大学への編入を志望するということになります。
この選択に果たしてメリットはあるのでしょうか?
かけた時間とお金を無駄にしてしまうような気がしませんか?
このあと詳しく解説していきますので、是非参考にしてみてください!
高専って具体的にどんなところ?という方は以下のサイトを参考にしてみてください!
高専から大学に編入するメリット
高専から大学に編入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
以下にまとめて、その後詳しく解説していきますね!
・大学卒、大学院卒の資格を得ることができる
・興味のある研究を続けることができる
・大学生活を味わうことができる
ズバリ、この3点が非常に大きいと思います。
大学卒、大学院卒の資格を得ることができる
高専から就職すると、世間的には高専卒という扱いになります。
企業の給与体系から見ると、給与の高い順番から見ると以下のようになります。(大学の博士過程は除いています。)
②大学卒
③高専卒
④高校卒
まあ学校に通っていた年数の違いなので妥当と言えば妥当ですよね。
しかしこの給与体系に不満を覚える高専生もいるのではないでしょうか?
そうですよね、私もその気持ちはすごくわかります。だから国立大学へ編入したのちに就職しました。
大学に編入したので確信を持って言えます。
「明らかに高専生活の方が大学生活よりも大変です。」
なのに、やはり学校に通った年数で企業側は評価されてしまうんですね。
今の世の中からすれば当然と言えばそれまでなのですが、私はそれが悔しくて大学編入をしました。
「それなら大学に編入した後の2年間を企業で費やしてお金を稼ぎたい!」
この記事を読んでそう思う方なら編入よりも就職がオススメですね。
興味のある研究を続けることができる
高専では卒業研究という最終試練がありますよね。
この卒業研究の影響で、研究というものにガッツリハマってしまう学生がいます。
非常にいいことですね。
「その研究に興味があるから、その研究を続けることができる某大学へ編入したい」
それは立派な志望動機にもなりますし、その分野に詳しくなれば大学編入時の面接でも強みとなります。
やはり大学に編入するとなると、ほとんどの大学で面接が必要となってきますので、
自分なりの個性や強みがあると合格する確率は上がってきますよね!
面接のコツを知りたい方は以下のリンクを参考にしてみてください!
自分で書いておいてこんなこと言うのはあれですが、物凄く自信のある記事です。
大学生活を味わうことができる
さっきも言いましたが、高専生の方が大学生より明らかに勉強しています。
なので、よく言う「人生の夏休み」の大学生活を謳歌するのも手ですね。
高専生活では味わうことが難しい、たくさんの飲み会、朝までバイト、初めての恋人、夢のようなキャンパスライフが味わえるかもしれませんね!!
「学生になってたくさんモテたい!」「彼女をつくりたい!!」
などと意気込んでいて、編入試験に対するモチベーションから上げていくタイプの人はこちらのサイトをご覧ください!
非常に息抜きできる記事を書いております笑
高専から編入できる大学は?
高専の理系学科が大学に編入する際は、主に国立の大学に編入することになります。
私立の大学もありますが、比較すると数は少ないですね。
参照:https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/resources/letter/kouhou/gaiyou2019.pdf#page=18
「就職先も合わせて知りたい!」という方は以下のサイトを参考にしてみてください!
高専から大学に編入するにあたって調べておくこと
各大学ごとに、
・推薦試験の有無
・編入試験の教科
・希望する学科があるのか
・興味のある研究をできるのか
・英語の点数は編入試験とTOEICのどちらが反映されるのか
・高専時代の成績は何年生から何年生までのものが反映されるのか
以上をしっかり調べてから志望する編入先の大学を決めることが重要となってきます。
せっかく苦労して大学の編入試験に合格したのにも関わらず、
「大学になんて来なければよかった」
そんな思いはして欲しくありません。
自分で調べる、その大学に通っている先輩に話を聞く、教授に話を聞くなど、
しっかりと確信の持てる情報をゲットすることに努めましょう!
高専から大学の編入試験を受ける上での対策は?
高専から大学に編入するとは言っても、志望するだけで編入できるわけではありません。
勿論、大学への編入に向けてしっかりと対策を練ることが重要です。
高専から次の進路へ進むまでに大切なこと、注意することは以下のサイトで詳しく解説してあります。
どんな勉強をしたらいいの?高専生活中に頑張った方がいいことは何? 全て詳しく載っています。
また、そもそも大学への編入を意識して高専に入学してきている方もいると思います。
そんな方への高専で賢く生き抜いていくための学校生活中の勉強方法もまとめましたので、是非ご覧ください!
投稿が見つかりません。編入試験の勉強は何をするべき?
編入試験とは言っても、何を勉強すればいいかわからない方が多いですよね。
大学によって受験科目も変わってくるので、一概にこんな勉強をしなさいとも言えません。
ただ一つ確信を持って言えることは、英語と数学の勉強をしておくことが最重要であるということです。
なぜそんなに英語と数学が重要なのかは、以下のサイトで詳しく書いてあるので、気になる方はご覧ください。
特に英語は、編入先によってテストがあるのか、TOEICの点数が反映されるのかをしっかり見極めると、のちの勉強が少し楽になりますね!
高専から大学に編入した後はどうなの?
これも気になるところですよね。
せっかく就職率の良い高専卒のレッテルを剥がしてわざわざ大学まで編入しにきているわけですから、
しっかりと就職できないと意味ないですよね。
「大学に編入したことによって、自分の価値が下がって就職に失敗するかもしれない」
そんな心配をしている方もいるかもしれません。
結論から言います。
「大学に編入したことによってあなたの価値は確実に上がっています。就職も心配入りません。」
ただ、せっかく高専卒で大学に編入しているわけですから、しっかりとそのアドバンテージを活かした方法で就活に臨まなくてはなりません。
じゃあどのように高専卒のアドバンテージを活かしたらいいのか。
せっかくのアドバンテージですもの、最大限に活かせる方法を考えるべきですよね。
自分で考えるもよし、教授に相談するもよし、友達を真似するもよしです。
私の経験や知識なりに、そのアドバンテージの活かし方をまとめた記事が載っています。
以下のサイトにとても詳しく解説してありますので、是非ご覧になってください。
以上、いかがでしたしょうか?
高専から大学に編入しようとは思いましたか?
そう思った方は、どんな大学に行けるのか、どんな対策が必要なのか、理解していただければと思います。
この記事を読んでくださった方が、
「選択肢を良い方向に変えた!」
「自分の考えが確信に変わった!」
などと思ってくだされば幸いです。あなたの大学編入を心より応援しております。
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