【元不動産のトップ営業マンが教える】一戸建ての家選びのポイントは?
元不動産仲介業の営業マンだった私が、自分の家を購入するときにポイントにしたい部分を今回はみなさんに解説していきます!
是非この記事を参考にして、あなたにとって最も素敵なお家を購入してください!!
あなたは将来的にどんなお家に住みたいですか?
立地が良い家・広い家・自分たちの予算に収まる家・お洒落な家など希望はたくさんあると思います。
しかしそれを全て100点に満たしたお家を見つけることは難しいのも事実です。
私も営業マンをやっていた手前、このくらいで妥協してくださいとはあまり言いたくありません。
それではどんなポイントに要点を置いてお家選びをするのが良いのでしょうか?
お家を購入する際の予算の決め方から詳しく解説していきますね!
お家選びをする際に一番最初に決めるべきこと
お家選びをする際に一番最初にしなければならないことはなんでしょう?
そうです、“予算を決める”ことです。
最初に予算を決めることでの利点はたくさんあります。
例えば、たくさん探してせっかく条件ぴったりのお家を見つけたのに予算の面だけ足りなかったらその時間と労力は少しもったいなく感じてしまいますよね。
ですので予算を決めてからお家を選びに行った方が得策と言えます。
ではどのくらいの金額を借りれるのかですが、一般的に銀行からマイホームを購入する際に借りれるお金は、年収の7〜8倍程度と言われています。
夫婦合算で借りるとすれば、年収を合算した金額の7〜8倍です。
そして、お家を購入する際の初期費用として、お家の金額の1割り程度がかかります。これは登記費用や仲介料、保険料などで1割と考えていただいて構いません。
あとは購入する方次第ですが、オプションとして駐車場に屋根を取り付けたり網戸やカーテンレール、テレビアンテナなどをつけると200万円前後かかります。
つまり、銀行からお金をマックスで借りてお家を購入するとした場合は以下のような式になります。
ポイント
銀行から借りることのできる金額 > お家の金額(建物+土地) × 1.1 + 200万円
この式に収まれば良いわけです。
ちなみになのですが、一般的に高くもなく安くもない金利で銀行からお金を借りた場合、大体1000万円につき35年間返済、ボーナス払いなしで月に27000円弱の支払いになるので、参考にしてください。
物件購入の際の費用に関してさらに詳しく知りたい方はコチラを参考にしてみてください!費用に関しての詳しいことや、費用を抑えてお家を購入するテクニックを紹介しています!
お家を購入するときは売却する時を考えろ!
まず、みなさんはお家の価値・価格は何で決まるかをご存知でしょうか?
もちろんお金重視で選びたい人もいれば立地重視で選びたい人もいると思いますので、一概に「これがお家選びで最も重要だ!」なんてことは断定できません。
ただ、不動産業界で言われる“良い家”というのは、“前面道路が広い家”のことを言います。
前面道路とは、お家から出て目の前にある道路のことで、広ければ広いほど車の出し入れなどがしやすくなります。
そして立地ごとの差は抜きにしても、もし将来的に何らかの事情でお家を売ることになった場合も前面道路が広い家の方が高く売れます。それはすなわち価値があるということですね。
お家を売る際には土地と建物の売値を分解して査定するのですが、基本的に建物の価値は10年前後住んでしまえばほとんどありませんので、土地の売れた値段が合計の売値となることが多いです。
お家は大抵の方が一番値段の高い資産となるはずです。売却する予定がなくても、一応売却することを想定して検討することをオススメします。
生活をより具体的にイメージしろ!
お家を選び始めたばかりの人にあるあるなのが、
「家の中は広ければ広い方が良い」
「大きな道路に面したお家の方が出入りが楽で良い」
などを希望する方が多くいます。
もちろんその方が良い可能性が多いのですが、本当にそうなのかいったん冷静に考えてみてください。
家の中は広ければ広い方が良い、たくさん部屋がある方が良いという方はなんでそのように思ったのでしょうか?
これから数人子供を授かったときに子供部屋にしたい、趣味が多いから道具の収納部屋にしたい、将来二世帯を考えているので部屋数は覆う方が良いなど、理由は様々ですよね。
では二世帯にしたいという希望がある際にお風呂が二階にある家はどうか?足腰が心配にならないか?などリアルな生活に当てはめてみてください。
もう子供を授かる気もない、趣味もない、けど広い部屋が欲しい、ではその部屋は使わなくなったりする可能性はないでしょうか?その部屋さえなければ他の部分にお金を回せるのではないでしょうか?
大きな道路に面していた方が良いという方も車での出入りはかなり楽になりますが、小さなお子さんがいた際に誤って飛び出てしまうことを考えたら少し路地に入った道路が前面道路の方が良いとは思いませんか?
そうすればもしかしたら予算が浮いて少し大きなお庭がついてくるかもしれません、お子さんがいても安心ですね。
なんてことを考えながらお家選びを進めていけば、楽しく有意義な時間になると思います。
あなたが将来住み続ける、一生の財産になるお家です。最高のパフォーマンスをしてくれる相棒を探してみませんか?
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