人事に聞いた!就活の面接がグループ面接の場合のポイント!
就活中に一度は体験することになる「グループ面接(集団面接)」について、どんなポイントを面接官に見られているか気になりませんか?
やっぱり一対一で行われる個人の面接とは少し違う感じがしますよね。
今回は実際に人事を担当している人に聞いた、「グループ面接」で評価をあげるポイントについて解説していきたいと思います!
この後の第二章では、グループ面接において大切なこと。
第三章では、グループ面接におけるマナー。
第四章では、グループ面接を受ける際のポイント。
上記のような構成で解説していきたいと思います。
グループ面接において大切なこと
グループ面接において大切なことを簡単にお教えします。
グループ面接が普通の一対一の面接と異なり、重要となることはズバリ下記の3つです。
・他者と比較されていることを意識することが大切だが意識しすぎない
・回答が被る可能性があることを理解しておく
・長く話しすぎない
少し周りくどく書いていますが、簡単に解説すると他者の意見に惑わされないことです。
やはりグループ面接を受けるということは、自分より前の発表者に優秀な人がいたり、逆にとんでもないポンコツがいる場合もあります。
一緒にグループ面接を受けるメンツは勿論自分では選べないので、完全に運がつきまとってきます。
それに対して、面接官からすれば面接作業の時間短縮や、他の就活生との比較がしやすいグループ面接は普通の面接と比べるととっても楽チンです。
しかし他の就活生の意見に惑わされてはいけません。
人間という生き物は前の回答者が良いことを言うと、それに釣られて自分の意見をより良く話そうとしてしまいます。そうすると、自分が用意しておいた回答とごちゃ混ぜになり、最終的に話の収集が付かなくなってしまうことがあります。
それを避けるために、他の就活生を意識することは大切ですが、なるべく自分の意見を持ってしっかりと面接官にアピールすることが重要と言えます。
また、長く話しすぎても他の就活生の迷惑になってしまうので気をつけましょう。
迷惑をかけるだけでなく、「周りを見えていない子」として面接官からの評価も下がってしまいますよ。
個人の面接と同じですが、話の要点をしっかり抑えて簡潔に話す練習をしましょう。
グループ面接におけるマナー
個人面接と違って集団面接は入る時のマナーから少し違いがあります。
面接部屋に入室する際、先頭、二番目以降、最後尾の3つによってそれぞれマナーは異なります。
先頭の場合は個人の面接と同じで、ドアを3回ノックした後に面接官からの「お入りください。」の声がかかったら、「失礼します。」と言い終えてから一礼して入室します。
二番目以降の場合はドアの前で一旦立ち止まり、「失礼します。」と言い終えてから一礼して入室します。
最後尾の場合は入室後に扉の方を向いてドアを閉めます。その後面接官の方を向き「失礼します。」と言い終えてから一礼して入室します。
また、全員面接官からの「お座りください。」の掛け声があるまではピチッとして立っていましょう。
そんなに難しいことはないので全て覚えておくと良いでしょう。
メールについてのマナーや、逆質問についてのマナーを知りたい方はコチラをご覧ください。
グループ面接を受ける際のポイント
ここではグループ面接で話す内容や就活においての考え方の説明は省きます。
そちらを詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
これからグループ面接ならではのポイントを説明していきます。
まず一つ目は、他の就活生の回答をよく聞くことです。
自分の回答を考えることに必死で周りの人の意見を見れていないと、面接官からはとても余裕のない人として認識されてしまいます。
実際の人事をやっている方にお聞きしたところ、やはり周りの意見をしっかり聞いてわざとらしくてもいいので意見を聞きながら頷くなどのアクションをしている人は、周りを見えている人物として判断されるケースが多いようです。
また、他の就活生の意見に耳を傾けることで今後他社での面接の際に回答がとても参考になる場合があります。勉強の意味を込めてでも聞いたほうが良いと思います。
私の場合は集団面接の際は、少しアドリブを利かせて前の回答者と自分を比較して笑いをとるなどをしていました。
それも他の人の回答をよく聞いていると捉えられるので、余裕があるアピールをしていましたね。
また、これは第二章でも説明しましたが、周りの人の意見に流されないことがポイントです。
他の就活生と回答が被ることは多々ありますが、それは実際マイナス評価にはならないそうです。それをマイナス評価にしてしまうとグループ面接で話す順番によって有利・不利が出てきてしまうからです。
しかし同じ回答をするからには少し表現を変えたり、他の就活生よりも良い話し方をできるような自信を持って臨める下準備をしておくといいですね。
以上がグループ面接を受ける際のポイントになります。
どうしても面接で話すことが苦手だという人は以下のリンクを参考にしてみてください。話の内容がぐんっと深くなりますよ!
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