高専から大学への編入試験はどの科目をどのように対策すればいいの？

高専から大学への編入試験はどの科目をどのように対策すればいいの？

高専から大学に3年次編入する際の編入試験の内容は、大学によって変わってきます。

そのため、いち早く志望大学を自分の中で決めてからその大学に合わせた受験勉強に取り組んでいくことが理想です。

いくつかの大学で迷っていて、その大学の編入試験の科目が同じならば問題ないのですが、片方の大学でしか使わない科目や英語の提出がTOEICか否かによって勉強の進め方が大きく異なってしまいますので調整が必要です。

志望する大学の編入試験の内容につきましては以下のサイトをご覧ください↓

編入試験の内容は志望する大学によって異なると言ってしまえばそれまでなのですが、まだ高専4年生になったばかりかそれより年下で編入を考えている場合は、志望大学を確定させるのは難しいと思います。

そこで今回は高専卒業後に3年次編入を希望している場合に、今のうちにやっておいた方が良い科目や勉強法をお伝えしていこうと思います。

編入を希望するなら今のうちにしておいた方が良い勉強

やはり大学への3年次編入を希望する際に

「この科目は苦手だから、この科目が試験内容に含まれない大学にしよう」

なんて考えを持つ方も多いのではないでしょうか？

でもそれは非常にもったいない考え方ですし、大抵の科目も1年間あれば解く力は必ず身につきます。

そこで今のうちに勉強しておいた方が良い科目と対策方法をご紹介していきます。

①微分・積分

高専から大学に3年次編入する際には必ずと言っていいほど微分・積分の試験が存在します。

微分・積分というよりかは数学の試験として、線形代数などと合わせて出題されます。

しかし数学の難所は何と言っても微分・積分ですよね。

国立大学に合格している人を見ると、多くの学生が「高専の数学」という参考書を使っていました。

この参考書は少し内容は難しいのですが、各大学ごとの過去問が単元ごとに載っている感じなのでとてもわかりやすいと思います。

また、微分・積分が苦手だという方は、高専で使っている教科書と問題集だけは全て解けるようにしておけばある程度基礎的な部分はマスターできたと言えるのではないでしょうか。

高専の教科書だけマスターできていれば乗り越えられる編入試験もありますので、そのレベルは考えて勉強を進めていった方が良いと思います。

②英語

英語に関しても必ずと言っていいほど編入試験には必要になるのですが、英語の場合は編入試験を行う場合とTOEICの点数を提出する場合があります。

そちらについては第一章にリンクを貼った大学の編入試験内容を確認してください。

いずれにせよTOEICの点数は高い点数をとっておいて将来的に困ることはありませんので、勉強をするべきだと思います。

TOEICを学ぶにしても編入試験があるにしても英語の基礎的な部分は固めておいた方が良いと思いますので、その際の参考書は「Seed」という教材をオススメします。内容が簡単でわかりやすく書かれていますし、高専によっては授業の教材として配られている方もいると思います。

購入するにしても今なら中古で300円くらいで買えると思うので良いと思います。

③物理

物理に関しては、半分近くの大学の編入試験の内容に含まれますので、時間があるなら今のうちに勉強しておいた方が良いと思います。

何にせよ物理が編入試験に含まれていてとても嫌な理由は単元が多くありすぎますし、それらが全く違う教科のように勉強しなくてはいけないものだからです。

英語や数学は単元が違うと言っても応用や発展で何とかなりますが、物理はそうはいきませんよね。

最も効率の良い勉強の仕方は編入志望の大学の今までの試験の出題傾向を掴んで、山を貼って勉強しても良いと思います。

あの広い範囲を勉強するとなったらどうしても浅く広くになってしまいますので、主に力学を中心に勉強するべきですね。

力学が出題される確率が最も大きいので、とりあえず勉強しておくのは一つの手ですね。

専門科目は勉強しなくてもいいの？

専門科目はもちろん勉強しておくべきです。

ただ、専門科目に関しては振り返って勉強するというよりも、今まで学んだ基礎を使って現在も勉強を進めているという感じだと思いますので、定期テスト等にとりあえず力を入れれば良いと思います。

今学んでいる単元の定期テストをしっかり勉強すれば過去に学んだことを合わせて復習できますし、あわよくば点数が伸びれば大学に推薦でいけるチャンスもありますので、一石二鳥になりますね。

 

いかがでしたでしょうか。

今回は高専からの編入試験に必要な科目や対策法を解説していきましたが、他の記事ではもっと詳しい勉強の仕方や面接対策についても書いていますので、是非参考にしてみてください！

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