高専の教員になるのに教員免許は必要？どんな資格が必要なの？

高専の教員になるのに教員免許って必要なの？

「高専の教員になるのに教員免許は必要なの？」

こんな疑問を抱いている人も多いかと思います。

高専で教えているのは主に教授や准教授ですが、紛らわしいので今回はまとめて”教員”と呼びます。

結論から言います。

高専の教員になるために教員免許は必要ありません。

正直に言いますと、高専で教えている教員は大抵教えるのが下手で、授業もかなりわかりにくいケースが多いです。

そのため、あくまでこれは個人的な意見ですが、基本的には教科書を自分で読んで教員の話を聞きながら自分で理解していく方が勉強になると思います。

高専での勉強方法は詳しくこちらに解説してあるので参考にしてみてください↓

高専の教員になるためには？

高専の教員になるためには専門的な知識があって且つ修士を卒業していることが前提となります。

詳しくいうと、修士を卒業していて博士を目指している人になります。

これはイメージですが、高専の教員というのは高専を卒業してから大学に編入して、その後博士号を取得して高専の教員として戻ってくるパターンが多いと思います。

なので、実際に私たちに授業をしてくれてた教員の中にはまだ大学の学生という方も数名いらっしゃいました。

高専の教員になる上で大変なことといえば、寮の管理を任されることです。

詳しい周期は高専によってまちまちですが、高専の教員になると寮の当番が任されて数日は高専の寮に泊まらなければなりません。

また、これはどこの高校の教員でも同じですが、部活などの大会の引率は必ず顧問の教員が率いることになっています。

教員免許が要らないとはいえ、教員になるとは簡単なことではないと思います。

高専の教員の生活

第二章でも記述しましたが、高専の教員は寮の当番が回ってきたり、部活動などの大会の引率を行わなければなりません。

また、基本的には1〜2年生まで、3〜5年生までが同じ担任になります。

その中で4〜5年生の担任の教員はクラスの学生の進路についての指導を行ったり、就職についての情報を集めなければならなかったりなどかなり仕事量としては多い印象があります。

それに併せて高専の教員という職業はあくまで根は“研究者”ですので、研究論文を書き続けなければなりません。論文の投稿ペースは人によってまちまちですが、やはり定期的に論文を投稿している教員は他の教員から見ても評価は高いとの噂を聞いたことがあります。

また、高専の教員の給与体系としましては、平均年齢約48歳で年収764万円です。内訳としましては月収46万円、通勤手当8万円、ボーナス200万円になっているようです。

いかがでしたでしょうか？

高専の教員を目指している方、高専の学生として高専の教員の実態が気になった方は参考にしていただければと思います。

 

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